流行のようす(咽頭結膜熱)

咽頭結膜熱

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アデノウイルスを原因とする感染症で、英国では原因不明の小児急性肝炎の患者から検出されたウイルスとして、調査が続いています。
国内では、原因不明の小児肝炎の確定例は今のところないとされていますが、夏に向けてアデノウイルスを原因とする感染症に注意が必要です。
咽頭結膜熱は、例年6月から7月にかけて流行がピークを迎える感染症です。症状は風邪とよく似ていますが、発熱、咽頭痛、結膜炎です。
発熱は5日間ほど続くことがあります。眼の症状は一般的に片方から始まり、その後、他方に症状があらわれます。
高熱が続くことから、新型コロナウイルス感染症とも間違えやすい症状です。
吐き気、強い頭痛、せきが激しい時は早めに医療機関に相談してください。感染経路は、主に接触感染と飛沫感染です。
原因となるアデノウイルスの感染力は強力で、直接接触だけではなくタオル、ドアの取っ手、階段やエスカレーターの手すり、エレベーターのボタン等の不特定多数の人が触る物品を介した間接的な接触でも、感染が広がります。
特異的な治療方法はなく、対症療法が中心となります。眼の症状が強い時には、眼科的治療が必要となることもあります。
予防方法は、流水・石鹸による手洗いとマスクの着用です。物品を介した間接的な接触でも感染するため、しっかりと手を洗うことを心がけてください。
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情報元:IDWR2022年第24週(2022年6月13日〜2022年6月19日)
監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏
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