流行のようす(手足口病)

手足口病

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例年、手足口病の流行は7月下旬にピークを迎えることが多いですが、ことしは8月中旬より報告数が増え始めています。

手足口病は、エンテロウイルスなどを病原体とする感染症で、流行は夏に集中しています。3日から5日の潜伏期間の後に発症し、口の粘膜・手のひら・足の甲や裏などに、2〜3ミリの水疱性の発疹が現れます。手足口病の感染経路としては飛沫感染、接触感染、糞口感染があげられます。保育園や幼稚園などの乳幼児施設における流行時の感染予防は、手洗いの励行と排泄物の適切な処理が基本となります。
一方で、子どもがウイルス感染し、その後に看病にあたった大人が手足口病に感染し、発症する例もみられます。職場では感染対策として、マスクを着用し、こまめに石けんを用いて手洗いを行うようにしてください。

同じウイルス属のヘルパンギーナも、例年、5月頃より増え始め、7月頃にピークを迎えて8月頃に減少し始め、9月〜10月にかけては、ほとんど見られませんが、今年は季節外れの流行をみせています。特に九州地方では、警報レベル開始基準値の5人を超える地域が多くみられました。今後は、気温が下がるにしたがって終息していくものとみられていますが、感染者数の動向は注視すべきです。
喉からウイルスが排出されるため、咳をしたときのしぶきにより感染します。感染者との密接な接触を避けることや、流行時にうがいや手指の消毒を励行することが大切です。
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情報元:IDWR2021年第46週(2021年11月15日〜2021年11月21日)
監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏
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