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妊婦と乳児に注意してほしい感染症
〜RSウイルス感染症〜

2020年5月19日更新


RSウイルスは日本を含めて世界中に分布しているウイルスです。

RSウイルスに感染すると、呼吸器に障害を起こします。潜伏期間は2日から8日、一般的には4日から6日で発症し、軽い風邪から肺炎のような重篤な症状を起こすことがあります。

特に気をつけなければならないのが、生後数週間から数か月の赤ちゃんがRSウイルスに感染することです。

感染すると、気管支炎、肺炎などを起こすことがあり、1%から3%が重症化すると言われています。

RSウイルス感染症は、最近では11月から12月にかけて、流行のピークを迎えています。

咳やくしゃみによる飛沫感染や、ウイルスが付着しているおもちゃやコップなどを触ったり舐めたりすることで、感染します。

RSウイルスの感染を予防するワクチンは、まだ実用化されていません。かからないことが何よりも大事な感染症です。




長年、RSウイルス感染症の子どもを診てきた、札幌医科大学の小児科医、堤先生。

特に生まれたばかりの赤ちゃんは、RSウイルス感染症に気をつけた方がいいと言います。

堤先生
「生後1か月未満の赤ちゃんには、特別な症状が現れることがあります。つまり、無呼吸です。これは息を止めてしまうという症状でありまして、ひどい場合には、突然死につながる可能性があると言われていまして、注意が必要だと思います。

一方、成人の場合には、ただの鼻風邪で終わることが多いので、RSウイルス感染症とは気付かずに、乳幼児に接触してしまって、うつすことがありますので、風邪をひいている成人の方は、0歳児、1歳児への接触は、避けるということを気をつけたほうがよろしいと思います」




医事監修:
三井記念病院 産婦人科部長 小島俊行氏
国立感染症研究所 感染症疫学センター第三室室長 多屋馨子氏
協力:田辺三菱製薬、制作協力:日テレアックスオン、製作著作:広島テレビ
更新:2016/1/31

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