インフルエンザ患者数 5週連続で減少 3月下旬までは流行に注意

2018年3月14日更新

過去7シーズンと今シーズン(2017/2018年シーズン)の<br />第36〜第10週までのインフルエンザ推定患者数の週別推移 過去7シーズンと今シーズン(2017/2018年シーズン)の
第36〜第10週までのインフルエンザ推定患者数の週別推移
3/5〜3/11(第10週)のインフルエンザの患者数は約47万人。5週連続して減少がみられ、今後もこの傾向が継続していくものと予想されます。一方、インフルエンザの流行はまだ継続しており、学校等が春休みに入るまではまだ注意が必要です。

流行のようす
3/5〜3/11(第10週)の1週間当たりのインフルエンザの推定患者数は471,746と5週連続して前週の値よりも減少しました。また、週明けの3/12(月)の推定患者数は81,307と、前週の月曜日の値を下回っており、インフルエンザの患者数は更に減少していくものと予想されます。

累積患者数
2017/9/4〜2018/3/11までの累積の推定患者数は13,348,847でした。

2017/10/1現在の人口統計を元にした累積り患率は10.53%と10%を上回りました。

年齢群別情報(累積り患率)
5〜9歳(44.82%)
10〜14歳(32.08%)
0〜4歳(24.33%)
15〜19歳(14.92%)
40〜49歳(9.30%)
30〜39歳、(8.80%)
50〜59歳(7.80%)
20〜29歳(7.35%)
60〜69歳(5.56%)
70歳以上(3.77%)

ウイルスの型
国立感染症研究所感染症疫学センターの病原微生物情報によると、今シーズンこれまでのインフルエンザ患者由来検体から検出されたインフルエンザウイルス(5,279検体解析)の順
B型 44.1%
A/H1pdm 33.8%
A/H3(A香港)亜型 22.1%

一方、1/29以降に検出されたインフルエンザウイルス892検体の解析の順
B型 66.9%
A/H3(A香港)亜型 25.0%
AH1pdm 8.1%

※B型(大半が山形系統)が多数を占めています

主な症状
インフルエンザは、1〜4日間の潜伏期間を経て、突然に発熱(38℃以上の高熱)、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛などが出現し、鼻水・咳などの呼吸器症状がこれに続きます。通常は1週間前後の経過で軽快するが、いわゆる「かぜ」と比べて全身症状が強いのが特徴です。

※薬局サーベイランスとは、全国およそ1万箇所の薬局での調剤情報を集計することでインフルエンザ患者数を推計する調査(運用:公益社団法人日本医師会、公益社団法人日本薬剤師会、日本大学薬学部薬学研究科、株式会社EMシステムズ共同運用)

監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏

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