インフルエンザ 1週間の患者数はようやく減少

2018年2月14日更新

過去7シーズンと今シーズン(2017/2018年シーズン)の<br />第36〜第6週までのインフルエンザ推定患者数の週別推移 過去7シーズンと今シーズン(2017/2018年シーズン)の
第36〜第6週までのインフルエンザ推定患者数の週別推移
インフルエンザの流行は、過去同時期のピーク値より高水準を維持しています。不要不急の外出を控えてください。

2/5〜11(第6週)のインフルエンザの患者数は約166万人とようやく前週よりも減少がみられました。インフルエンザの流行はピークを過ぎつつあると考えられますが、過去のシーズンのピーク値よりも高い水準を保っています。既にB型インフルエンザが流行の中心となっていることからも、現在の流行状態はまだ継続していくものと予想されます。まだしばらくはインフルエンザの流行に警戒が必要です。

流行のようす
2/5〜11(第6週)の1週間当たりのインフルエンザの推定患者数は1,659,426と前週の値(1,935,715)よりも減少しました。

都道府県別情報
都道府県別人口1万人当たりの1/29〜2/4推定受診者数、多い順
北海道
福井県
大分県
三重県
富山県
奈良県
高知県
徳島県
熊本県
和歌山県

※42都府県で前週の値よりも減少がみられています。

累積患者数
2017/9/4〜2018/2/11までの累積の推定患者数は10,212,611でした。

2017/10/1現在の人口統計を元にした累積罹患率は8.06%でした。

年齢群別情報(累積罹患率)
5〜 9歳(35.91%)
10〜14歳(25.66%)
0〜 4歳(18.47%)
15〜19歳(11.69%)
40〜49歳(7.05%)
30〜39歳、(6.73%)
50〜59歳(5.82%)
20〜29歳(5.60%)
60〜69歳(4.00%)
70歳以上(2.60%)

※全ての年齢群で週当たりの罹患率は前週の値よりも減少しました。

ウイルスの型
国立感染症研究所感染症疫学センターの病原微生物情報によると、今シーズンこれまでのインフルエンザ患者由来検体から検出されたインフルエンザウイルス(3,067検体解析)の順
・A/H1pdm 44.1%
・B型 36.1%
・A/H3(A香港)亜型 19.8%

年明けの2018年第1週以降に検出されたインフルエンザウイルス465検体の解析
・B型 51.6%
・A/H3(A香港)亜型 25.9%
・AH1pdm 22.5%

※B型(大半が山形系統)が多数を占めています。

主な症状
インフルエンザは、1〜4日間の潜伏期間を経て、突然に発熱(38℃以上の高熱)、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛などが出現し、鼻水・咳などの呼吸器症状がこれに続きます。通常は1週間前後の経過で軽快するが、いわゆる「かぜ」と比べて全身症状が強いのが特徴です。

インフルエンザの感染予防
インフルエンザを予防する有効な方法としては、以下が挙げられます。
(1)流行前のワクチン接種
(2)飛沫感染対策としての咳エチケット
(3)外出後の手洗い等
(4)適度な湿度の保持
(5)十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
(6)人混みや繁華街への外出を控える

※インフルエンザが流行してきたら、特に以下の方は人混みや繁華街への外出を控えましょう。
・高齢の方
・基礎疾患のある方
・妊婦
・体調の悪い方
・睡眠不足の方

やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合には、ある程度、飛沫感染等を防ぐことができる不織布(ふしょくふ)製マスクを着用することは一つの防御策と考えられます。

厚生労働省インフルエンザQ&A平成29年度(Q9)

※薬局サーベイランスとは、全国およそ1万箇所の薬局での調剤情報を集計することでインフルエンザ患者数を推計する調査(運用:公益社団法人日本医師会、公益社団法人日本薬剤師会、日本大学薬学部薬学研究科、株式会社EMシステムズ共同運用)

監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏

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