インフルエンザ 12月としては比較的大きな流行 12月18〜24日1週間の推定患者数は増加して約38万人

2017年12月27日更新

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過去7シーズンと今シーズン(2017/2018年シーズン)の第36〜第51週までの<br />インフルエンザ推定患者数の週別推移 過去7シーズンと今シーズン(2017/2018年シーズン)の第36〜第51週までの
インフルエンザ推定患者数の週別推移
12月18〜24日1週間のインフルエンザの推定患者数は約38万人と12月としては比較的大きな流行となりました。今後インフルエンザの流行は横ばい傾向となるものの、冬季休暇明け2018年1月8日の週以降は再び患者数は急増し、本格的な流行時期に入っていくことが予想されます。今後ともインフルエンザの患者発生状況には注意が必要です。

流行のようす
薬局サーベイランスによると、2017年12月18〜24日のインフルエンザの推定患者数は、384,849でした。これは前週12月11〜17日の218,886の約1.8倍の増加となりました。また、10月16日以降10週間連続して増加が続いています。

休日明けの12月25日(月)の推定患者数は139,273と今シーズンの1日当りの最多数を大幅に更新しましたが、12月25日からは、冬期休暇の時期に入るため、推定患者数の増加は鈍化し、横ばい傾向となることが予想されます。

都道府県別情報
都道府県別人口1万人当たりの12/18〜24推定受診者数、多い順
広島県
大分県
岡山県
北海道
熊本県
福井県
宮崎県
長野県
徳島県
静岡県
佐賀県

※石川県、山梨県、和歌山県を除く44都道府県で前週よりも増加がみられています。

累積患者数
今シーズンの2017年9月4日〜12月24日までの累積の推定患者数は931,591でした。

2017年10月1日現在の人口統計を元にした累積罹患率は0.74%でした。

年齢群別情報(累積罹患率)
5〜9歳(4.44%)
10〜14歳(2.75%)
0〜4歳(2.03%)
15〜19歳(0.81%)
30〜39歳(0.65%)
40〜49歳(0.60%)
20〜29歳(0.43%)の順
14歳以下が流行の中心である状態が続いています。

ウイルスの型
国立感染症研究所感染症疫学センターの病原微生物情報によると、今シーズンこれまでのインフルエンザ患者由来検体から検出されたインフルエンザウイルス(675検体解析)によると
A/H1pdm50.2%
B型25.3%
A/H3(A香港)亜型が24.4%
A/H1pdmが最多を占めていることに変わりはなく、またB型では山形系統が大半を占めています。

※薬局サーベイランスとは、全国およそ1万箇所の薬局での調剤情報を集計することでインフルエンザ患者数を推計する調査(運用:公益社団法人日本医師会、公益社団法人日本薬剤師会、日本大学薬学部薬学研究科、株式会社EMシステムズ共同運用)

監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則

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